デート＆ナイト

何度か笑いました。

にしても、ジェームスフランコのチャラ男役は毎回はまり過ぎ。

ミラクニスとのオズコンビバカップルと、裸のあの人がツボ。

いわゆる巻き込まれ型のアクション・コメディだが、この映画が好ましいのは、節度があることと描かれる夫婦が夫婦生活を続けるために努力をしていることだ。また、なぜか脇を固める人たちも主役を張れるような人が多い。マーク・ウォルバーグ（ただ、そのまま演じているだけだが、シチュエイションでかなり笑わせてくれる！）、マーク・ラファロ（一瞬わからなかった･･･）、ジェイムズ・フランコなど･･･　スティーブ・カレルは私が観たのは「四十歳の童貞男」「ゲット・スマート」に続いて三作目。オーバー・アクションではなく、ちょっとした仕草やさり気ないセリフで笑わせるタイプ。この映画はゲラゲラ笑い転げるような映画ではないが、時折夫婦についていろいろ考えさせてくれる場面があるところがいい。自分たちを見直すことができるし、幸せについて確認もできる。そんなちょっと得した気分にさせてくれるところがうれしい映画だ。

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やっぱり（観る前に）期待しすぎはいけません。
でも期待しました。 案の定 イマイチでした。。ガックリ。

スティーブ・カレルとティナ・フェイだから、最初から最後まで “何かやってくれるんじゃないか”、“もっと面白いこと言ってくれるんじゃないか”と待ちすぎて 気がつけば次の場面に移行してた。

大好きなジェームズ・フランコとミラ・キュニスちゃんは、
出演シーンも短く ワーワー騒いでるばかりで イマイチ。。
追手が来るぜ、逃げようってところは『Pineapple Express』とカブってました（これまた 残念。。）

コメディ度を 測り損ねた感がありましたね。 せっかくの顔ぶれだから『Get Smart』とか『Austin Powers』くらい 弾けちゃってもよかったのでは？
一番笑えたのは タクシーと（いっしょに）カーチェイスのシーンと、エンドロールの NG集くらい。

ラクして いいとこ取りだったのは マーク・ウォールバーグでしょうか。 特別な演技なし。 肉体美と、イケメンの囁きと 玄関のドアを開け閉めするだけで ナイス存在感！

その他の有名な俳優さんたちも それぞれ個性があって、そしてバラバラ。。もったいない、他の映画で観たら 演技派ばかりなのに。。 そう思うと、見逃してるところはなかったかと 気になったりします。 まさに消化不良。。

DVDで十分だと思います。

お友達が「面白いよ！」と言っていたのと、
自分の住んでる街が舞台ということで、
ちょっぴり期待大で観てしまいました。

まー、面白いとは思うけれど、
笑いの頻度が中途半端というか。。
どうせ笑わせるなら、終始ボケ倒して欲しい。

あともう一つは、NYの街中の作られた感が、映画をとてもチープに見せる。
マンハッタン、タイムズスクエアと言えども、夜はあんなに人も歩いてないし、
セントラルパークも夜は人も車も侵入禁止。
この微妙な違いが、大きな違和感。
でも、レストランの混み具合、ゲイなお兄ちゃんの可愛い対応、
あれはとってもNYっぽい！

最後のNG集を観て、色々アドリブが多かったのかな？
なんて思いました。

「つかみ」はOKだと思う。
倦怠期の中年夫婦が、レストラン予約を横取りしたことから、別人に間違われて追われる、ところは。

でもね。
「SカレルとTフェイという人気コメディアンが主演なら売れるだろう、豪華な脇役を出演させておけば、話題になって売れるだろう」という
制作陣の薄っぺらい考えがミエミエ。

実際、つかみはOKだが、その後が意味の薄いシモネタを連発して、作品のテンポを悪くし、無理やり尺を稼いでいるようにしか見えない。
つかみ以外のストーリー展開があるワケでもない。
（唯一良かったのが、追う連中が警察官だと知ってオロオロするあたり）
もうちょい、ストーリーに捻り、展開があって、夫婦関係の葛藤があったり、他の友人夫婦（クリステン・ウィグやマーク・ラファロをもっと上手く使えれば）を登場させるとか、逆転劇みたいな展開があると楽しかったが、全然なく終了＿＿＿
もったいない作品だと思う。