Plot

ホラー作家の助手となり恐ろしい心理実験に参加させられた女性の運命を描くシチュエーションスリラー。作家志望の孤独な女性エイブリーは、憧れの隠遁ホラー作家ケイレブの創作活動の助手に選ばれ、人里離れた雪深い地に建つケイレブの自宅を訪れる。そこで彼女が課せられた仕事は、「恐怖の中で制御された心理学的実験」の被験者となることだった。ケイレブはそれを「ゲーム」と称するが、想像を絶する恐怖にさらされたエイブリーは次第に精神を崩壊させていく。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2022/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2022」(2022年7月15日~8月11日)上映作品。

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ザ・フィクション Comments (1)

Piskhsnmgox
Piskhsnmgox
ネタバレ! クリックして本文を読む
奇しくも同じ2019年でしかも原産国がカナダの『ハロウィン 悪魔のウイルス』を鑑賞した後だったので、この映画がとても素晴らしく映ってしまっているのが事実として...
ただこの映画のネタバレをしてしまうと映画の持ち味を全て台無しにしてしまうので... そのところはご勘弁をお願いします。敢えて言うなら...
バラエティー番組で2つのグループがどちらが先にゴールに着くのかを競争する時、自分たちが先に着いたと思っていると後から陰に隠れているもう一方のグループが出てくるような演出... 1960年の映画『血を吸うカメラ』やスティーブン・キングの『ミザリー』で見られる状況などのどんでん返し"changeover" と呼ばれるラストの終わり方をツイストする手法をこの映画は繰り返し行っている。

だからブレイデン・クロフト監督は、このインディーズ・スリラーを血しぶきに代表するように精巧なギミックをプラスする事によって見る人に不快感を抱かせ、その上寒気を感じさせるほど良くできた映画を完成させることに成功させている。

amazon.comでは既にストリーミングが始まっていて☆4と5を付けた方が49%と半分を割り、しかも☆1と2を付けた方が24%いることでお分かりの様にラストのエンディングのPlot twistを繰り返すことで中身が希薄になり、シナリオと登場人物との関りが分かり辛くなっている。
本作をソリッドシチュエーションと呼ぶとするなら作家志望の女性エイブリーとホラー作家ケイレブの関係が、「考える人」のロダンが愛弟子で愛人とされる(※現在は共同制作者の位置付け)天才的才能溢れるカミーユ・クローデルの作品を頻繁に盗作したようにエイブリーとケイレブの二人の立場の構図の逆転もスレッドが進むにつれて反映されていく。
個人的にはピタゴラスイッチ的どちらに転ぶか?わからないところが現実とフィクションの境界線を曖昧にすることを目的としているため、この作品では論理が通用しない演出をしている。その点において面白かったと個人的には思っていて、久々に相性の良いカナダ映画に出会えた気分にもなれたと言える。

ただ一つ、敢えて苦言を言うとするなら、邦題の『ザ・フィクション』では"真実"なのか?それとも"偽り"なのか?を曖昧にしている英語題名『True Fiction』とは反対にこの映画の珍しい持ち味である特性を壊し、しかも表してもいない。