Plot

「ヴェルクマイスター・ハーモニー」で世界を驚嘆させたハンガリーの鬼才タル・ベーラ監督が、「メグレ警視」シリーズで知られる推理作家ジョルジュ・シムノンの同名小説を映画化したフィルムノワール。静かな港町で単調な生活を送ってきた鉄道員の男が偶然にも殺人事件を目撃し、大金を手にしてしまったことから運命を狂わせていく姿をモノクロ映像で描き出す。出演はミロスラブ・クロボット、「フィクサー」のオスカー女優ティルダ・スウィントン。

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倫敦から来た男 Comments (3)

Ssmmkommxs
Ssmmkommxs
すごくシンプルで、重厚な映画でした

余計なものはいっさいなくて

だけど
静寂の中に浮かび上がる緊張感はすさまじいものが。

ほぼそれだけで
2時間半近く、見せてしまう。
ただすごい、のひとことでした。

刑事のゆっくりとしていて冷静で、どこか冷たい、
でも正しい語り方が、怖いようでなぜかほっとしました

娘のなんだかまぬけな表情と、
最後の、「倫敦から来た男」の妻の表情を追うシーンがよかった。

残酷なシーンはまるでないのに、
恐ろしい、と思わせてしまう
観客の心理をついた演出がすばらしいです
Hskmxonipsg
Hskmxonipsg
これは映像音楽だ。ジャンルで言えばプログレッシブ・ロックの様な。はたまたストーナーバンドのsleepの名曲「Dopesmoker 」の様でもある。2時間弱に寸分の狂いもなく一定のリズムが刻み続けられ、気づいた時には多幸感に満ち溢れたトランス状態に入っている。観進めて行けば行くほど中毒性を増していく映像。徹底したワンシーンワンカット。ゆったりとした一定のリズムを首尾一貫して崩さないストイックなカメラワーク。神々しいほどに完璧な構図。光と影の美しすぎるコントラスト。水の音やビリヤード玉の音や食事音など一つ一つの音にぎっしりと詰まった美しさ。気持ち良いほどにリズムのある台詞の一つ一つ。聴けば聴くほど中毒性を帯びていく劇中音楽。全要素が何処まで行っても、決まった一つのリズムを寸分の狂いもなく皆で刻み続けている。完璧なグルーヴを奏でるオーケストラの様。2時間強が見事な一曲になっている。名場面の宝庫。素晴らしく美しい麻薬的な映像音楽。タル・ベーラ監督は天才映像演奏家だ。
Smphngxsoik
Smphngxsoik
☆☆☆★★

※ 鑑賞直後のメモから

冒頭のワンシーン・ワンカットの長廻しから【フィルムノワール】の匂いがプンプン漂って来る。
秀逸なカメラワークと相まって、ゾクゾクとして来る。
映画全編がモノクロだけに、映画とは《光と影の芸術》で或るのを再認識させられる。

しかし…。

このリズム感での2時間20分は流石に辛らった(´-`)
映画自体はとても面白かったのだが。延々と続くワンシーン・ワンカット。それにあの繰り返される音楽。朴訥と話す台詞廻しの相乗効果で、終盤では遂にウトウトっと…。
まさに痛恨の極みでした💧

2009年12月27日 シアターイメージフォーラム/シアター2