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アウトライブ Comments (2)
ユ一族が持つ“飛天神記”という秘伝書をめぐり争いが絶えない高麗族とモンゴル族。秘伝書の戦い、民族の戦い、愛の戦いと3つの戦いが交差する。ワイヤーアクション満開の戦闘シーン。奇抜な動きや、ジナの放つ地と風を巧みに操る独特の剣が面白い。
ストーリーを知っていた方がよいのであろう。全体的に人物描写が薄く、詰め込み過ぎ感が残る。何しろNHK大河ドラマくらいのくらいの壮大なストーリーなのですよ・・・3部くらいに分けないとダメでしょう。結局のところ、ストーリーを追うのに精一杯になって、感情移入がさっぱりできませんでした。ラストではちょっと盛り返しましたが・・・
原作はどうなのか知らないけど、秘伝書がほとんど出てこないし、軽く扱われすぎですね。やはり韓国人からすれば、民族意識の高揚を大切にしたかったのでしょうね。
しかし、ストーリーのほうは、勝手に突っ走っているだけで、意味不明。最初と最後だけ、主人公の宿命でうまくまとめた感じ。途中の戦いの背景も、もっとしっかりと書いてほしい。アクションだけは一流だが、ストーリーの先を見たいという気持ちには ならなかった。
あと、女が ふたりだけ出てくるのだが、そのふたりの顔が非常に良く似ていて見分けがつかない。いわゆる「典型的な美人顔」を二つ集めただけ。もっと登場人物の立場、役割に応じて、顔つきの違う配役をするべき。