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ボーイズ・オン・ザ・サイド Comments (5)
Beachesに軍配。
人は誰でも過去を持っている。その過去を相手に知ってもらいたいのか、認めてもらいたいのか、それとも理解してもらいたいのかは分からないが、そのように感じる相手というのは大切な人であることに間違いない。
ロビンはエイズのこと、ジェーンはゲイのこと、ホリーは罪のこと。それぞれ大切な人に打ち明ける気持ちは、自分のためなのかもしれない。
自分しか知らない自分が他人も知ってる自分に変わる瞬間は、肩の荷が下りたような感覚に近い。
自分を曝け出すことは勇気がいるかも知れない。し、そのやり方に苦戦するときもある。自分のことをうまく表現できなければ、そして、他人がそれを理解してくれなければ、実現できない。
だが、よく考えてみると、1人だけでいいから自分のことを理解してくれている人がいると、安心するものだ。
しかし、登場人物の設定がこんな反応は普通しないだろうと思える箇所が多いことや、全体的なバランスもチグハグなことで完成度が低いと思う。タイトルにもあるような男は添え物というテーマも説得力がない。
全く噛み合わなさそうな2人+1人、訳あり同士で旅に出る。
ここまではなんかよく聞くような話ですが、
案外目的地の相当手前でスッカリ落ち着いちゃったり、
愛し合った相手に逮捕されちゃったり、
結構とんでもない展開に。
そんな突飛な状況であろうと、友達や家族、恋愛、人生の喜びと悲しみなどのドラマ要素もしっかりと描かれているので、濃い。
殺しちゃった元カレの子供が出てくると思ったら黒人だった!なんて、文字通りブラックなくだりも…真面目すぎるマシュー・マコノヒーがまた笑いを誘います。
もっとやんわり、サラッとした映画だと思ってたけど、よい意味で裏切られた。
しかし、最後にパーティーで歌うシーン、あれは歌詞が大事だと思うのだけどなぜか字幕が出ない。これは結構致命的。
当時、映画館で観てから20年以上かぁ〜
懐かしいなぁ…
ウーピーゴールドバーグの全盛期の作品ですね!
友情を中心に、それぞれの問題や悩みに触れていくロードムービー
ストロベリーブロンドの話しは、最後の優しさだったのか?
この頃のドリューバリモアも良いキャラしてました(笑)