地下室
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スティーヴン・キング 地下室の悪夢
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地下室のメロディー Comments (12)
まずシャルル(ジャン・ギャバン)の、恰幅のいい爺さん役がかっこいい。
冒頭「道の名前は変わっただろうか」云々のはしりで、「あ、出所したところなんだな」と言葉で想像させるのがなるほど~。
家に帰ってきてからの妻とのやり取りにも無駄がない。
で出てきたばかりなのに「人生で一番でかいことをする」って、全然懲りてないよなー。
その相棒に選ばれたのが、1年だけ刑務所で一緒だったフランシス(アラン・ドロン)。言葉巧みに親や義兄からこずかいをせしめる、小賢しいチンピラ。こんなやつ相棒にして大乗になのか?と思ったのですが。
カジノの金をせしめるにはまず「上客としてふるまう方法」を学べ、とシャルルはフランシスに物を与え教育していくうちに。フランシスがどこぞの若旦那に見えてくるから不思議。
惚れ惚れしちゃうかっこよさ。
でもフランシスは時間にルーズで。一度は「やる気が失せた、幽霊とは組めない。1分が命取りなんだぞ」と雷を落とすところから。段々面白くなってきました。
週1回同じ時間にカジノの金庫が開けられる。同じ曜日・時間に盗みのリハーサルをするけど。いやはやこれが難関で。もうハラハラ。っていつの間にか盗みの味方をしてました私。
強盗の結末は、うまくいって10億フランでバンザーイか。
もしくは捕まって刑務所に戻るか。どっちかでしょう普通は。
「この終わり方、マジかー!!。かっこええ、でも」。
この最後10分ほどの「結末の行方」にしびれました。
すべてはプールのラストに向けられた映画だ。
だからこそ、完璧な計画とはならず、強奪した金をそのままの袋に詰めたまま犯行現場近くに保管するというへまをさせているのだ。
まんまと大成功とうラストでは、ジャン・ギャバンもアラン・ドロンも軽すぎる。
内容、音楽はあまりに有名だし記憶にもあった。だがタイトルバックからかっこよく、無駄なく状況解説するセンスに今更ながら驚く。70年代までフランス産フィルムノアールが盛り上がるのも理解できる。
この映画の鑑賞直後にBSでブレードランナーをやっていた。いきなり字幕で状況説明にはいる。今思えばなんかやりようがなかったのでしょうか。
ジャン・ギャバンの圧倒的な存在感。すげえデブおやじだ(笑)
アラン・ドロンも負けてはいない。やるねー。チャラい色男役しかできないと思ってました。若さもあって身のこなしも軽い、アクションもイケてる。
この二大俳優の所作がいちいちカッコいいのです。
ストーリーも簡潔で悩むことなし。二人(いやおとぼけの義兄がいたか)の現金強奪の行方は?ラストシーンはドキドキします。
見て損はなし!あのプールに入りたい(笑)