ジャスト6.5 闘いの証
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男の闘い Comments (1)
これが存在したことを示す証拠は 全くといって残されていないが、炭鉱で働くアイルランド坑夫の一部が祖国で地主に暴力的に対抗したのと同様にしたらしい
色々な見方がされるが、彼等の行為が 炭鉱主の策略にはまり、せっかくの労働組合を壊滅させた
だが、労働環境は最悪で ストライキ時には餓死者も出たらしい
ジャック・キーオ(コネリー)の妻も 畑を作ったり、植物の根を掘り起こしている
映画は 送り込まれたジェームス・マッケンナ(本名マクパーランド)の目を通して 結社と当時の〈穴〉と呼ばれる採掘現場の様子を語っている
彼を演じる リチャード・ハリスがとても良かった
(労働者側から見ると 悪党なのだが… )
彼は あの悪名高いピンカートン探偵社に所属していた
数多くのスト破りをしている(労働スパイ)
作家のダシール・ハメットも所属していたことがあり 経験は作品に生かされているが
スト破りには うんざりしたらしい
労働運動に共感し、左翼思想になり、赤狩り時にはブラックリストにのった
硬派のリット監督も 脚本のバーンスタインもブラックリスト組です
そして冒頭で マッケンナがウェールズ人署長に言い放った言葉
〈だってアイルランド人なんだ 〉というのも理解出来ました