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夫たち、妻たち、恋人たち
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夫たち、妻たち Comments (2)
ドキュメンタリーなの?と思ってしまうカメラワーク。
この作品は、ミア・ファローと夫婦役を演じています。その後の2人の栽培沙汰を思うと、やっぱりドキュメンタリーだったんだ!(わざとドキュメンタリー調にしたんでしょ)と妙に納得。
劇中で夫ゲイブ(アレン)が妻ジュディ(ミア)に対して思うこと、「彼女は受け身を装って全てを手に入れる」。ようするにずる賢いって言いたいんでしょう、嫌味だなあ。
作品は、ジュディ(ミア)の「ずる賢さ」で幕を閉じますが、それに対して何かスッキリしないムラムラ感。
そう、「ムカつく観客」を味方につけるのも、アレン流。プライバシーも作品にしてナンボ。さすがですよ、さすがとしか言いようがない。そういうプロ根性が大好きです。
男と女も人生もどうなるか分からない、実生活編の作品でした。
映画「夫たち、妻たち」(ウディ・アレン監督)から。
紹介は「2組の夫婦の愛の崩壊と再生を描く」とあるが、
途中、出演者のインタビューなどがあり、ドラマなのか、
ドキュメンタリーなのか、迷ってしまう展開であった。
夫婦とは、所詮、他人の男と女、そんなことを感じる会話が
私のメモとなって溢れた。
「別れる、前向きに生きるためのステップだよ、
言っておくが、誰も傷ついちゃいない」
「夫の裏切りで、プライドを傷つけられたわ」
「女は性的な魅力があるうちに、出直すべきよ」
「夫と別れた女性とデートなんて初めてだ」
「夫婦に問題が生じたら、無視するのも手ね。
妙な解決法だが、これも1つの知恵だ」・・
そんな中、選んだのは、私が未経験で感覚がわからない台詞。
バツ1の女性と2人でデートなんて、
どんな感覚なんだろうなぁ、と興味深々ではあるが、
たぶんこれからも・・。(汗)
ウッディ・アレンらしい作品といえば、作品だな。