どついたるねん

6.9/10
Total 14 ulasan
Runtime   110分
Bahasa   日本語
Kecamatan   日本
Tertulis   阪本順治
Di Teater   /%11/%1989
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Peninjauan  |  Saham 

Plot

ボクシングで再起不能となりながらもカムバツクに賭ける男の姿を描く。脚本・監督は「危ない話」(第一話)の脚本を手がけた阪本順治、撮影は同作(第三話)の笠松則通がそれぞれ担当。

Aktor

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どついたるねん Comments (4)

qljbew
qljbew
触るモノ皆傷つける、まるでマンガに出て来そうな破天荒キャラを、赤井英和が自で演じる。

怪しい美川憲一をはじめ、コミカル要素満載な雰囲気の中、不器用な男の真っ直ぐしか見定められない人生と強情さに見え隠れする弱さと甘えをどストレートに捉え、役者としての巧さより魅力溢れる人物像で押し通す阪本順治の目の付け所が素晴らしい。

良くも悪くも真面目一辺倒な粗い演技の赤井英和、バランスを取るように原田芳雄のコミカルな存在感が、映画としての本作を際立たせる。

実際にプロボクサーとしての赤井英和を終わらせた大和田正春とのシャドーは鳥肌が立つし、タオルを投げるラストシーンは逸品だ。
cezgim
cezgim
まっすぐであることは、愚かで、バカらしい。
まっすぐ生きることは素晴らしいことだとも言い切れない。それでいいのだと思う。
そもそも、生き方に白黒つけようとすることがおかしいのだ。

この映画のクライマックスは、まっすぐ生きる人々への皮肉でもあり、叱咤激励でもある。

「お前は、それでもまっすぐでいれるか?」という問いかけでもあるのだと思う。
Whrakgiora-ewrnd
Whrakgiora-ewrnd
再々…見。
赤井英和の掘出し物の原石的な美しさに依る処は大きい。
この尊大に見えて実は優しい、に見えて実は只尊大なキャラは好きではないが。
原田芳雄の怖くて冒頓な屈折の気配が全篇を締める。89年、絶頂期で数年後には弾けたバブルの空気が確かに在る。
nqlxqko
nqlxqko
阪本順治監督は名作竜二で助監督を務めた人
本作もまた不純物がない純度の高い映画だった

誰しも人には限界がある
才能の限界、本人の慢心、環境の未整備、運、様々なことで将来の栄光を本人も周囲も確信していたにも関わらず、成功への階段を踏み外ししてしまうことがある
ほとんどの人間は階段を踏み外すものなのだ
ごく一握りの人間だけが階段を登り詰めることができる

それを踏み外したとき、認めることができるのか
努力で再起できる場合もあればそうでないこともある
決定的な破滅にまで至らないと認めることができない人間もいる
主人公がそれだ
肥大したプライドが本人をおしつぶすのだ
それが美意識であるのかは見方しだいだ
ポスターはそれだ
まるで戦前の日本と同じナイーブさなのだ
一方、原田芳雄が演じる元チャンピオンの左島コーチのように敗北を認めて、その中で自分を活かせる新しい道を探せる人物もいるのだ

本作は時代を超えた普遍性を持っていると言えるだろう

本作公開は1989年、ちょうど団塊の世代が40歳となった時期であった
そのことが本作のヒットに大きく影響したのではないだろうか

彼らは最早若くなくなった
いつまでも現場の花形ではいられなくなっていたのだ
一握りの上級管理職になれるのか、そのまま現場に埋もれてしまうのかの岐路に立たされていた時期であったのだ
だからこそ本作は彼らの琴線に触れ大きく共振したのではないだろうか

彼らは主人公のように敗北を認めずあがいてあがいてあがき抜いたのだ
主人公は彼らの姿そのものだ
本作から数年後に襲来したバブル崩壊
彼らはそれからも敗北を認めず居座り続けている
老人になった今でさえも

主人公の姿は団塊の世代のあがきと二重写しに見えて仕方なかった
本作の登場人物達と同様に彼らに随分と振り回され迷惑を掛けられた人はさぞ多いことだろう

ラストシーン、タオルを投げ入れられたにも関わらず、若手の顔面にパンチを炸裂させる
それは団塊ジュニア世代を失われた世代と呼ばれる悲惨な境遇に突き落とした彼らの所業そのものなのだ