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自虐の詩 Comments (20)
邦画のよさを感じました。
辛い、悲しい、でもあたたかい。
役者もみんなよかったです。
こんな映画をみつけたくてTUTAYAに行っています。
テレビ東京で放映した。貧乏だったり親の離婚だったり、周囲がいじめたり、ぐれてしまったり、そんな中でも味方が現れたりする。
片方が弱い時に片方が強かったり、そのお返しのような時が来たりする。映画の始めはどうなってしまうんだという破壊的な内容だったのに、続けて見ていくと粗暴なだけでは無かった交流もあったりする。もしかしたらどこまで悪くなっても諦めないでいてくれるだろうかという期待から無意識ながら相手に迷惑かけてしまうのかも知れない。主人公の父親が銀行強盗で逮捕されてしまった後に、手のひらを返すように逃げてしまう同級生たちの中で、一度裏切った同じ貧乏で蔑まれていた熊本さんだけが待っていてくれていた。だけど一度裏切っただろうと20発近くも主人公を殴る。殴った後で、もう気は済んだけどあなたはどうなの?されているままなのと言われて、主人公はやり返すが、それが極端ではあったが・・・。主人公のもう一人の因縁の相手は、街中もどつきまわしてしまっているが、主人公の命が危うくなると素顔を垣間見せる。世知辛い世の中で、主人公の因縁の男がぐれているのも、正義感の裏返しでぐれてしまっているのかも知れない。5円玉が小細工として大きな印象を与える。こういう話が出来るというのは、人生捨てたものではないという事でもある。大変だけど。
幸と不幸と笑いと涙がいい塩梅で入っている映画です。
テンポも良く、飽きずに観られましたし登場人物一人一人があまりに役にピッタリで、細かい描写も笑えたり、素晴らしかった。
幸せとは、不幸とは、愛情とは、そんな一言で括れない、幸せな自虐。
不幸の中にあったあたたかな人の繋がりや、幸江の人生観、イサオのヤクザの才能と血との葛藤、そんな自分が子供を残してもいいのかという戸惑い。
そんなことがナチュラルに笑いを交えて本当に大切なものは何か、価値があるってなにか、そんなことを考えさせられる映画でした。
私の大好きな映画です。
インバウンド前の新世界界隈の大阪も懐かしい。
お話と映像は堤監督らしさ。
カルーセルさんはまり役。アジャさんだ。
ボクは最後涙でエンドロールみましたわ。
テレビ画面で観賞しました。
キャスティングが最強
パンチパーマのイサオが好きなキャラ過ぎて最高
ロン毛時代と性格が違い過ぎるし、
なんでゆきえを好きになったのかも気になるけど
そこら辺は無視して進んで行くんだね