Plot

時間を超越してさまよう男性を描いたカート・ボネガードの同名SF小説を、「明日に向かって撃て!」のジョージ・ロイ・ヒル監督が映画化。第2次世界大戦後、実業家として成功をおさめたビリー・ピルグリム。自らの意思と関係なく自分の過去・現在・未来をとびまわるようになった彼は、戦争での捕虜体験、飛行機の墜落事故、ドレスデンでの大空襲など、さまざまな出来事のなかをさまよう。1972年度、カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。

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スローターハウス5 Comments (5)

ouitahe
ouitahe
時制を自由に操る映画といえば、タランティーノ監督のパルプフィクションが有名だが、実は20年近く昔にやって見せているのが本作だ

タイトルを日本語に訳すと第5屠殺場
劇中で第二次大戦時にドイツ軍が捕虜収容所が不足してドレスデンの第5屠殺場の倉庫を収容所代わりに使ったことに由来する

元々はカートボネガットというそこそこ有名なSF作家の原作によるので、時制の混乱はSF風味の糖衣を被せてある

第二次大戦中の東京大空襲に匹敵する大空襲を受けたドイツの美しい都市ドレスデンの壊滅に居合わせたアメリカ軍捕虜がその惨状に今でいうところのPTSDによる記憶障害と幻覚により時制の混乱に悩まされる
こう書けば実も蓋もない

人は良い時だけを見つめて生きるべきだというのがテーマだろうか?
それは表面的すぎる

ドレスデン空爆は連合軍が軍民無差別攻撃、大量破壊の実行に麻痺していく始まりであった
その野蛮さを恥じてドレスデン空爆の凄惨な有り様を当時は隠していたのだ
しかし、歯止めは効かなくなり翌月には東京大空襲を行い、ついには広島、長崎まで行き着く

これを主人公を遠い宇宙に連れて行った宇宙人から俯瞰した時、この世界の有り様はどうみえるのか?

宇宙人が結合したのか?としつこく尋ねるように
戦争したのか?と尋ねてくるのだろうか?
ffhowex
ffhowex
人気シリーズなんだろうな5があるなんて。やっぱり一作目から見るべきかな。などと思ってましたが、これ、シリーズものではないんですね。
時代や時間が飛びまくり、しかも私の苦手なSF系。しかし、難しいのは確かでしたが、割と楽しく見ることができました。監督の手腕か、はたまたセクシーシーンのおかげか(笑)
後からネット解説を読むと、描きたかったのは歴史に埋もれたドレスデン爆撃だった模様。広島を上回る死者がいたかもしれぬという恐ろしさ、初めて知りました。ほんと、映画は勉強にもなりますね。
aafinfu
aafinfu
主人公は自分の意思とは関係なく、過去、現在、未来を行き来し、結果的に不死身で老年を迎える。
第二次世界大戦が長く描かれ、ベルギーでドイツ軍に捕まり、捕虜としてドレスデンに送られ、大空襲にあう。
現在では飛行機墜落事故に遭遇する。
よくわからないファンタジー。
pwbfdjb
pwbfdjb
映画は体験だと思っているため、そもそも映画から意味を読み取ろうという意思があまり私にはないので、映画を観て、よく分からないという感想を持つことってほとんどないのですけど、この作品は、普通に「よく分からん」という感想が口をついて出てしまいました・・・
カート・ヴォネガット原作だからってことなのかもしれませんけど、『明日に向って撃て!』とか『スティング』とかの軽妙さやシンプルさを期待していた私としては、ちょっと予想と違って肩透かしをくらってしまいましたかね。感覚としては、あまり私が好きではない、テリー・ギリアム監督の作品に似てる気がしましたね。
まぁ、意味が分からなくてもいいんですけど、やっぱり映画を体験したって感覚が少ないのが、私的には乗り切れないところでした、はい。
jtlydl
jtlydl
ボネガットの代表作をジョージ・ロイ・ヒル監督が映画化することを熱望し出来たという今作。
しかしながら興業的には大コケしたという。まあむりもない…。

自分の意思とは関係なしに過去や未来へジャンプしてしまう主人公。映画的にはうってつけともいえるその展開。ほとんど説明を廃し、ジャンプショットバリバリに行ったり来たり。小説を読んでいる人にはよくやってくれた!というスピーディーさだが、未読の人には何だ?何だ?何だ?の連続に違いない。

スター俳優も出ておらず山場らしいシーンもないのでヒットする要因はなかったね…。もう少しケレン味出してもよかったんじゃないかな…。しかし原作を愛している人にはたまらない映画でもあるのだった。

(余談だが、デルトロ監督でリメイクの噂あるのでそちらにも期待が高まる)