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ワンス・アンド・フォーエバー Comments (4)
ベトナム軍は祖国を守るために戦ってる姿が印象的やけど、アメリカ軍の兵士からは自分のためなのか、家族のためなのか、祖国のためなのかが見えて来ない。
ベトナム戦争は結局アメリカにとっては本当に辛い戦争だったんだな。
でもそもそも戦争ってなんでするんやろ?
国を動かしてる人達にとってのメリットはあるのかもしれないけど、兵士にとっては目の前で人を殺して味方も死んで、結果的に生き延びても辛い人生が待ち構えてる気がする。
まぁ普段会社で働いてる自分が頑張って仕事をしても、会社を動かしてるイメージはないのと同じなのかな。それでも生活のために仕事をするのと。
自分やったら生活のために戦争はでけへんなぁ。愛国心が無いのかな。
戦争って終わった後に残るのは空虚と悲しみだけなんだって考えさせられました。
ストーリー: 80
キャスト: 70
演出: 85
ビジュアル: 80
音楽: 65
数多く発生したベトナムでの戦闘のうち、一つの実話に焦点をあてた作品。
本作が面白い点は、わずか数メートル離れた敵との撃ち合いの緊迫感あるいは死亡・負傷した兵士のような戦闘の激しさだけでなく、国に残された家族のことも描かれていることである。そして北ベトナム軍司令官や兵士を多少ながらも描き、彼らを単なる倒すべき憎む敵ではなく人間として扱っていることであろう。
ただ主人公がやたらとキリスト教について信仰心を見せ付けるのは、映画の本質とは直接関係のないものであるしやりすぎに感じる。
ベトナム戦争の米軍介入の初期を、北ベトナム軍側からも丹念に描いているのが新鮮だった。あんなに苦労して獲得した拠点をあっさり解放していたのが驚きだった。なんの為に攻めたのだろう。維持できないから諦めたのだろうか。戦争には絶対に行きたくなくなる大激戦だった。