瞼の母(1962)
プロット
日本
三代の盃(1962)
プロット
日本
奇跡の人(1962)
プロット
アメリカ
恋の秋
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フランス
蜜の味
プロット
イギリス
ロリータ(1962)
プロット
アメリカ
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秋刀魚の味(1962) Comments (20)
しかし本当にそれだけの映画なのだろうか?
それだったらこんなふうに人物を正面と彼から取る必要があるのだろうか?
この映画の冒頭部分に注目すべきショットがある。穏やかな対応している主人公の背後で煙がもくもくと渦巻いているショット。このショットを我々は見逃してはならない。
人間の顔というものは感情を表現するためにできているのであるが、同時に感情を偽ることもできる。
この映画には「嘘」にまつわるエピソードが2つも含まれており、それは明らかにこの作品のテーマあるいはアンチテーゼを暗示している。まるで、この作品全体を通した「嘘」を見抜いてみよ…と挑戦されているようだ。私にはこの映画が、単なる人情物語だとは、どうしても思えない。
常に人物を正面からとらえることにより、だんだんとそれが人間ではないように見えてくるから不気味だ。この人は口ではこう言ってるし顔では笑ってるけども本当にそうだろうか…という不安に駆られてくる。人間が相手と心が通じたとか感動を共有したというのは実は稀なことであり、またそれも全面的ではなく1部分のことである。しかし、その一部が通じたということか、また人間にとって、とても嬉しいことなのだ。この映画の一場面一場面を見るにつけ、きっとこの登場人物は、こう考えてるに違いない…と考えてみる。私はこの映画をそのようにして味わってみた。
この作品は、小津安二郎の作品の中では3番目とか4番目に位置づけられているが、私はno1と推薦したい。
・結婚の話になると父親目線というより笠智衆目線になってしまう
どれも好きだな~
映像的にはこれが一番好きかな
遠い昔、思い出したくてもあまり記憶にない昭和を無理やり
自分のものとしようとする映像
しかし人の考えることは根源的にに変わってない
でも、この時代に残っていた良さは、同時に失われて行く。
そんな感じで黄昏てみました。
主人公の同級生の自宅にソニーのTV5-303があるのが見えて、うれしかったりしました。