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男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく Comments (6)
OPの夢は、寅さんは実は宇宙人! 迎えがやって来て、とらやの面々と別れを惜しみつつ、帽子型の宇宙船に乗って去って行く。
『未知との遭遇』『スター・ウォーズ』など空前のSFブームの年に公開されたパロディー。
序盤の騒動は、
おいちゃんが体調を崩す。
帰ってきた寅さんと真剣にとらやの将来について話し合うが…、
途方も無い夢みたいな事を語り出し、皆を呆れさせ、大喧嘩。
途中まではいい考えだったし、今のとらやをぶっ壊してビル工場にして全て機械化するというのは現代的ではあるんだけどね…。
旅は九州・阿蘇の温泉宿へ。
そこで女の子にフラれてばかりの青年・留吉と出会い、彼に人生や恋のアドバイス。
何故か寅さん、この町で“先生”と慕われるも、宿賃が無くてさくらに迎えに来て貰う。もはや何度目…?
『幸福の黄色いハンカチ』に続き山田作品参加の武田鉄矢が、方言丸出しのモテない田舎青年役で笑わせる。
反省し、とらやで真面目に働く寅さんだったが、当然長続きせず。
ある日とらやを訪ねてきた美女に一目惚れ。
さくらの幼馴染みで、SKD=松竹歌劇団の花形踊り子・奈々子。
今回は戦前戦後にかけて浅草の娯楽のシンボルであったSKDのレビューの世界が舞台。
華やかできらびやかにショーアップされたレビューの魅力がたんまりと。
自分はよく知らぬが、宝塚やアイドル公演みたいな…?
マドンナは、木の実ナナ。さすがの歌声や踊りを披露、ナイスバディで快活な女性役はハマり役。
奈々子とSKDのレビューにすっかり魅了された寅さんと、上京して来た留吉。毎日のようにレビューに通う。
まるで何とか48の公演にハマるヲタクそっくり…?
話の展開的には定番。
奈々子にのぼせ上がるが、彼女には結婚を考えている恋人が。
劇場の取り壊しが決定。私は、踊りたい、歌いたい!
自分の幸せか、自分が好きなこの世界か。
決意し、万感の思いと共に舞台の上で熱唱する奈々子の姿には胸熱くさせる。
ゴージャスなレビューの世界は寅さんの作風には珍しいが、そこはしっかり寅さんエッセンスとミックス。
ラストシーン、田舎に戻ってフラれ続ける留吉と訪ねてきた寅さんのオチに安心感。
マドンナ役は木の実ナナ。今は無き松竹歌劇団のトップスターを演じる彼女の歌と踊りが目を楽しませる。
武田鉄矢が出るので期待していたら何てことないドラマのない役で、もうちょっと追い込んでほしかった。木の実ナナの顔の圧がすごかった。
片思いの彼女に「好き」の一言が言えず犬の散歩のフリしてその子の家のまわりを歩いたり遠くから眺めていたり
今で言うストーカーと変わらないような事をしていたように思います
気さくに話ができたらどんなに幸せだろう、一緒に居れたらと思うだけで宙を舞うほどの気持ちになれる
でも怖くて怖くてそんな事口が裂けても言えない
もしあの時言えていたらきっと人生は変わっていたと思います
その時は分からなかったけど今なら分かる
たとえ告白して恋に破れたとしてもけっしてその子を嫌いになることはないだろうし寅さんのように相手の幸せを願いそうなる事を望むはず
人を好きになることは自分が幸せになることとは全く違う事なのだなって
「男はつらいよ」を見ているとホントにそう思えるのです
欲求を満たすことが幸せなのだとしたらとても底が浅くてつまらない、もっと深くてもっと大きくて でもほんの少しのことなのかもって今は思えます
苦しみ抜いた先にあり
ふと見上げたらあり
握っていた手のひらを開いたらあり
ものすごく忙しい時にもある
いつだってどこにだってあるような気がします。