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許された子どもたち Comments (20)
贖罪とは何か?!みたいな内容と思ってたら全然違った。
何にそんなに怒っているのか。
何がそんなに気にくわないのか。
何故止まらないのか。
何故止められないのか。
感情のままに荒ぶる子どもたち。
そしてそれを真っ向から受け入れられない腐った大人たちが次から次へと登場してこの世の終わりかと思いました。
多彩なカメラワークとSNSも巧みに取り入れ子どもを取り巻く日本社会の闇を描いた作品で、私はかなり良かったです!
彼らは一体何を許されたのか。
裁かれないのは許されたということなのか。
裁かれなかったが故にますます暴走していく子どもたち。
二人だけの世界で生きる母子の真っ暗闇の先にある吐き気がするようなラストシーン。
そして無邪気に歯を見せながら赤ちゃんに手をふる許された子ども。
とにかく釘付けの130分。終わったあと大きく深呼吸しました。なんか、めっちゃ疲れた(笑)
最後に10代の俳優陣の演技が本当に素晴らしかったです!次はどうかあったかい役を演じてくださいね😆お見事でした!
重苦しい内容ながら、犯罪に加担した少年4人の名前が皆キラキラネームであるとか、ボクシング少女の出現、教室の後ろの壁に貼ってある習字が「納税」だったり、不謹慎ではあるけど、ネットの書き込みに「裁判官もゆとりかよ」という言葉に笑ってしまいそうになりました。結構遊び心も散見されるんです。
キラの母親真理のモンスターぶりには開いた口がふさがらない。「あなた子どもがいないんでしょ?」なんて台詞は典型的なモンスターペアレント。息子の無罪を信じ(というか、勝手に決めつけ)た上、自身も偽りの帰宅時間を証言するほどだ。たしかに日本国民は誰しもが幸せになる権利がある。しかし、犯罪は犯罪。改心、更生なんてのは罪を認めることが大前提だと思う。
ネット上での行き過ぎにはうんざりするほどで、「在日決定」だとか「日教組の陰謀」とかわけのわからないネトウヨの書き込みも多数。しかも住居にまで落書き・貼り紙といった粗暴な行為は後を絶たない。引っ越し先にも執拗なまでの犯罪ウォッチャーがいたり、転校先の中学生も一緒になって断罪しようとする。今のコロナ禍における「店を開くな」と中傷したりする私警察化もそうだけど、とにかく犯罪者のレッテル貼りや攻撃は同じ国民としても恥ずかしい限り。驚くべきは被害者遺族の家にまで「金の亡者」という落書き・ビラ貼りがあったことだ・・・民事訴訟なんて、ある意味、金の問題じゃないのに・・・
登場人物や書き込みする人間のほとんどが、どこか人間の心を失ったかのような描写だったけど、この救いの無さが観客を試しているのだと感じた。自分だったら、この書き込みぐらいしたかも・・・とか、キラは許せないとか、いじめる側にならないだろうかとか、どこかハッと思わせる。こんな奴死ねばいいのに!と思ったら最後、映画という試験に不合格だと思う。
控訴しなかった段階で樹くん事件で裁かれることはないだろうし、やっぱり司法の限界も感じさせられる。「疑わしきは被告人の利益に」なのだ。また、更生できずに再犯に至ることも悲しき現実。終盤には母子とも改心したかのようにも見えるが、それは再犯しないことではないだろう。人の痛みを知りつつも実刑を受けていないのだから・・・ただし、この映画を観た人なら犯罪に手を染めることはなさそうだ。それくらいバッシングの恐怖というものがあった。
途中からバタバタでラストもまとまりがなかったです。
なぜ、という気持ちがいっぱいです。
中学1年13歳の悪ガキが仲間たちと遊ぶ中、虐めていた少年を割り箸ボーガンで撃ち殺したことから巻き起こる話。
警察の誘導により一度は自供するも、付添人の暗躍により供述を覆し、不処分になるという胸クソストーリー。
まあ、警察も酷かったけど、何れにせよ13歳だし。
「この親にして」な思慮の足りない母親と、悪びれることのない主人公には私刑が待っていたという展開。
名前を変え住居を変え、新たな地での出来事は色々考える機会になるべきところだけど、結局は自分のことばかり。
反省か自戒か厚顔か狂乱か、どこへ向かうののか…。
いじめに関する討論に、ネットと私刑、被害者と加害者のその後や感情等々、色々と投げてくるけれど、なんだかどれも投げっぱなし。
胸クソの悪さは非常に良かったんだけどね。
ある意味リアルだけど、映画としては物足りない終わり方だったかな。
いじめによって同級生を殺してしまった少年たち。
だが、彼らは裁かれなかった。
事件後の被害者、加害者、共犯者、無関係の偽善者たちを主犯の少年市川絆星の視点で描いていく。
まず、実際の数々の少年事件を基に構想8年で作り上げた甲斐あって、内藤瑛亮監督にしか描けない傑作に仕上がっていました。
そして、とにかくリアルです。
被害者は勿論傷つき、加害者側家族もマスコミやネットで叩かれ、何処へ逃げてもとくていされ、幸せを奪われていく。
登場人物たちの心情や置かれる立場がコロコロ変わるので、展開が読めず、その上なんとなくモヤモヤ感が残るのが素晴らしい作りだと思います。
正義と悪についても考えさせられました。
正義も過剰になると悪となる。
転校した学校でのいじめ、いじめのターゲットの変更及び、ネットでの断罪と称したプライバシーの拡散、特定。
そうやって、いじめは伝染するんだなと感じました。
この物語に絶対の正義は存在しません。
登場人物皆どこかおかしい。
単にいじめの怖さを伝えるわけではなく、二次的災害的な部分にまでスポットを当てているのが印象的でした。
最後に一つ言えるのはいじめやそれに関係した過ちは、決して許されないということ。
ネット社会となった今だから観ておきたい、社会風刺もよく効いた衝撃作でした。