陽はまた昇る(1957)
プロット
アメリカ
またヴィンセントは襲われる
プロット
フランス
May,Fri Di Teater
明日、陽はふたたび
プロット
イタリア
太陽は狂ってる
プロット
日本
陽のあたる街角
プロット
オーストラリア
陽のあたる教室
プロット
アメリカ
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陽はまた昇る Comments (10)
日本の技術者たちは、常に陽の当たる場所ばかりでなく
人の目に付かない所でも沢山の努力を重ね、限りない沢山の
人の努力の上に今の技術力を見につけてきたんだと、改めて
思った映画です。
DVD、ブルーレイと常に時代は進んでいき、VHSは古い
かも知れないけれど、この努力の基、産み出された事を
忘れないでいたいっすね。
この映画は、働くことの素晴らしさ、情熱を教えてくれる作品でした!
誇張なく、人生の半分以上影響する仕事。
その仕事に夢と情熱を帯びれば、人生が輝く(≧∀≦)
「一人の人間の情熱が、人を、そして世界を変えていくことができるのだ」、というお手本のようなストーリー。
あの当時、このようにモノは開発され、製造され、そして店舗に運ばれ、売られていった。
その汗が感じられるシーンの数々。
もちろん西田敏行もいいのだが、彼に感化され、徐々に彼の考えに賛同し、励ますようになる渡辺謙もいい味出してる。
今でも自分は、時折VHSのビデオを使っているが、いつの日か、「VHSってなに?」と、未来の子供たちに言われてしまうのかと思うと、すごく寂しい気持ちになる。
緒方直人の出るシーンで何度かグッと来て、最後に喉が苦しくなるほどに。泣けました。こういう企業努力で世界に勝ち誇っていた時代。輝いていたな。今は忖度ばかりの腐った社会に成り果てました。いつか又こんな輝いた社会が戻ってきて欲しい!
「プロジェクトX」の映画版のような作品。架空の話とはいえども、実際の話を基にしているだけあって臨場感がある。特にVHSとベータの規格戦争を実際に見聞きしてきたのでそれもひとしおだ。新製品を自社で独占するのではなく、規格を公開して世界標準という考えをこの当時にもっていたのは先見の明がある。それまでの努力を踏みにじる官僚的態度そのままの官僚に取りすがる西田敏行がいい。技術者の情熱と魂を見れるし、その背後の日本経済の発展を支えた人々の普段は見られない活躍を照らすという企画もいい。公開当時、どん底にあった日本経済に、一筋の希望と勇気を与える作品でもあったのではないか。