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グッドモーニング,ベトナム Comments (7)
とくに8点を超えている映画で、面白さがわかんないと、かなりくやしい。
その映画の皮相がかっこよかったりすると、さらにくやしい。
たとえばわたしには、ガイリッチーのロックストックとスナッチが、面白さがわかんない──というほどでないにせよ、弱い印象しかなくて、これがくやしい。
映画好きとしては、ロックストックとスナッチは、すげえ好きだと言いたい「かっこいい皮相」を持っているからだ。
こんなとき、わたしは日本映画なら、高評価でも、遠慮なく突撃する。
が、IMDBランクとその厖大な母数が裏付けている映画には、突撃しにくい。とうぜん、そういう映画には下げられる瑕疵が見つからないから──でもある。
映画好きには、しばしばこの手の歯ぎしりがおこるのだが、逆に、自分には面白くて、国内評価が低かったりすると、鼻高々になる。おろかものどもめ──という感じだろうか。
さっそく「おれは解っているんだぜアピール」の「評価が低くてびっくりしました」という書き出しでレビューするわけである。ほんとは、びっくりなんかしちゃいない。
当時とても話題になった映画だった。AFNの型破りなDJと、併せて表向き支援と正義で派兵したんだけど、じっさいはその国の人々と風土を荒らしている。──というアメリカの自省がある。
士気高揚のためのDJとしてクロンナウア上等兵(ロビンウィリアムズ)がサイゴン(現ホーチミン)の米軍放送網へ呼ばれる。
直属の上司がふたりいる。
ディッカーソン曹長は厳格でユーモアを解さず、クロンナウアを毛嫌いする。
ホーク少尉もジョークが通じない男だが、ジョークが解るふりをする。解らないのだが、それが解る人間であることを懸命にアピールする。
小者な感じが、すごく巧かった。
三人とも故人である。
映画レビューの、わからなさの歯ぎしりに、また、わかることの得意気に、グッドモーニングベトナムのホーク少尉(Bruno Kirby)を思い出すことがある。
戦争の真実はひとつです。憎しみ殺すだけ。
だから、ラストのご都合主義的な描写に違和感を覚えました。占領された側はあんなんじゃない。占領する側もあんなんじゃない。あれでは、戦争がそんなに酷いものじゃないと思ってしまい肯定されてしまう。ロビン・ウィリアムズの演技は良かったので、★★★にしました。
退屈な日常に花とクソを添える道化師、ロビン・ウィリアムズ。
彼のおかげで笑顔になれた数知れずの人たち、国を越え世界中に笑顔を与える。
ほんとにありがとう。
彼の墓の前で感謝を伝えたい。
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 75
音楽: 75
自由の国アメリカといえどもまだベトナム戦争時にはこんなにお堅い検閲がされていたのだなと思わせる作品。
とにかく価値観が違う。ロビン・ウィリアムズ演じるエイドリアン・クロンナウアーの生き様は自由に楽しく。たとえ戦争中のベトナムに来ても自分のやり方を変える気はない。元々そんな戦争とか政治とか国境とかは関係ないのだろう。街に出れば女の子に目がいくし、軍規に縛られたお堅いだけの放送よりも聞いて楽しい放送が好きだし、アメリカ人だろうがベトナム人だろうが人は人としてみなす。だからこそ厳しさの中に楽しみが欲しい戦場の兵士の支持を受ける一方で、アメリカと軍の利益を守りたい一部のがちがちの軍人からは目を付けられ嫌がらせを受ける。
だがやはり厳然と存在するベトナムとアメリカとの立場の差。人としていい人であっても、単純に交流するには埋め難い溝があることがある。外国人に家族を殺され友人を殺され国を破壊され搾取された人々にとって、今猶自国にやってきて同胞を殺している外国人を素直に受け入れられないのはやむを得ない。またベトナム人から彼の行動を見れば、すぐに自国の女に声をかける憎たらしい男に見えることだろう。
そんな現実を突きつけられるとやはり衝撃はある。だから限界に突き当たるのはむしろ当然のこととはいえ、やはり物悲しさがあるのも事実。華やかなスター扱いもあった後、お気楽だった彼が現実に直面し立ち去る際に残す一抹の寂しさが、この時代の背景を語っている。
ロビン・ウィリアムスの喋りは本人の即興だそうで、なかなかうまいものだと思う。これがつまらなければ彼が人気DJと言っても真実味がないわけで、その意味で充分に健闘しているし見所となっている。軍の都合など関係なく大統領を冗談のネタにしておちょくるのも笑える。これなら確かに人気が出るだろうなと思わせる。