由宇子の天秤

7.1/10
Total 18 ulasan
Runtime   152分
Bahasa   日本語
Kecamatan   日本
Tertulis   春本雄二郎
Di Teater   /%09/%2021
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Peninjauan  |  Saham 

Plot

「火口のふたり」の瀧内公美が主演を務め、「かぞくへ」の春本雄二郎監督が情報化社会の抱える問題や矛盾を真正面からあぶり出していくドラマ。3年前に起きた女子高生いじめ自殺事件の真相を追う由宇子は、ドキュメンタリーディレクターとして、世に問うべき問題に光を当てることに信念を持ち、製作サイドと衝突することもいとわずに活動をしている。その一方で、父が経営する学習塾を手伝い、父親の政志と二人三脚で幸せに生きてきた。しかし、政志の思いもかけない行動により、由宇子は信念を揺るがす究極の選択を迫られる。主人公・由宇子役を瀧内、父・政志役を光石研が演じるほか、梅田誠弘、河合優実らが脇を固める。2021年・第71回ベルリン国際映画祭パノラマ部門出品。

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由宇子の天秤 Comments (17)

mlvtdss
mlvtdss
これは、映画ではない!
小説だ。

自分事でもあり、ありそうな話。
と、目を釘付けにさせてしまった。
だから、すごい映画に仕上がっていた。

自分の田舎がロケ地だっただけに
やけにリアルだった。
Fkaaprdcia
Fkaaprdcia
ネタバレ! クリックして本文を読む
ドキュメンタリーを作る現場人のドキュメンタリーって感じ〜。 正しいことは良い事?正直なとは良い事?何かが起きるとそれを喜ぶ人も居れば、それによって傷つく人も居るし救われる人も居るのは事実。それでも私は事実を知りたいと思う。真実を知りたいと思う。でも当事者になったら由宇子と同じ行動するだろうなぁ〜
滝内さんは素敵な女優さんだなぁ〜
Xknimgopssh
Xknimgopssh
間違いなく今年度公開作の中でも指折りの傑作のひとつ。観賞後に考えさせられる余韻が最大級。

正義とは?という命題は、これまでもたくさん描かれてきたし、これからも描かれ続けるはずです。時代がどう変わろうが、永遠に答えの出ないテーマだからです。
戦争であれ、法廷であれ、企業であれ、学校であれ、震災のような災害の場であれ、〝その時、自分はどこの誰としてそこにいるのか〟によって正義と呼ぶべき大義や対象は様々です。
救うべき或いは守るべき相手は、国家なのか、帰属集団なのか、個人なのか、その個人は社会的影響力のある人物なのか(アメリカ映画なら大統領とかがそうです)、影響力はないが愛する家族やペットのひとり(一匹?)なのか。
そしてそれらの要素が複層的に重なった場合には、シンプルに正義か否か、という選択肢は消滅します。
何かひとつを選択すれば、それに見合う何かをひとつかふたつ或いはそれ以上に失うことになります。

その場合に判断しなければならないものは、〝優先順位〟であって、〝正義〟ではない、という状況になります。
それまでの由宇子は、冷徹に真実を客観的に伝えるという芯の通ったブレないプロ意識に裏付けされた信念がありました。
そして、それを貫くための唯一の条件が〝当事者ではない〟ことでした。

思わぬところから当事者そのものになってしまった由宇子には、当事者でない時には封印できた〝良心〟とか〝良心の呵責〟という人間性の真実の一面が重くのしかかってきます。
当事者でなければ、優先順位の判断基準は合理性(傷つく人が一番少ないと想定される選択を取る)で割り切れたはずなのに、当事者としての良心は、本人にとって失うものが最大化するような不合理な判断(実際に命まで危険に晒すことになった)をさせることになります。
一方で、打算的な動機を背景に始めたはずの小畑萌への個人レッスンからは暖かな絆が生まれたのも事実(万引き家族における樹木希林と松岡茉優との関係性にも似ています)。

少し書き過ぎました。
あとは一年に数本あるかないかの胸アツというよりは胸オモの作品を一人でも多くの方がじっくりと味わっていただくことを願っています。
Eiemudidedcm
Eiemudidedcm
ネタバレ! クリックして本文を読む
常にゴールをずらすように、真実を知らない観客を手玉に取るストーリーだ。
自分は、こういうタイプの作品は、本作も含めて、不快に感じて好きではない。
しかし、「物事はシロクロ決まるもんじゃない」ということが、まさに本作で監督の訴えたいことだったならば・・・。

黙る。隠す。嘘をつく。
主人公までが。

由宇子の行動は、“しがらみ”の中にあり、“しがらみ”で身動きが取れない。
萌や矢野の娘へのケアは、純粋な善意からなのか。あるいは、仕事がらみや、“贖罪”のためという、利害・打算のためでもあるのか。
しかるべき行動をとりたくても、罪を犯した人間だけでなく、周囲の人間が一網打尽に被害を受けてしまう。
テレビ局からは、捏造や隠蔽を求められる。
由宇子が陥る、そういうジリジリした様々な“囚われ”の状況を、リアリティ豊かに描写している点が、本作の最も優れているところだと思う。

キャラクターの設定は、萌の父親のキャラが定まらないこと以外は、良かった。
俳優の演技も、みな納得だ。
瀧内公美は日本の俳優では珍しく“間(ま)”を作ることができるし、川瀬陽太はしょーもない軽さを相変わらず醸し出している。

ただ、150分という長尺を使って、いろいろと詰め込んだわりには、まともに回収されないまま終わったのは残念だ。
「2つのストーリーが、一体どう交わるのだろう?」とワクワクして観ていたが、結局、由宇子が両方に関係しているだけだった。
「俺たちがつないだ(編集した)ものが真実だ」というマスコミの虚構や、困窮した父子家庭における妊娠した娘と父の関係がメインテーマかと思いきや、突然、あっさりと決着が付く。
別に“解決”などしなくて良いのだが、由宇子以外の全員が、どうなったかも分からずにフェードアウトしてしまうような作り方は、大いに不満だ。

また、ここぞという重要な静止のシーンでさえも、常にカメラだけが揺れ動いていたのはどういうわけだろう。
グッと画面に集中することが難しかった。
Itresdrimal
Itresdrimal
CGをガンガン使って、超人気俳優を惜しみなく起用して、なんて大作からすれば真逆。でもこんなに心揺れる作品はそうは無い。正しさとは?と堅苦しい副題があって、それもそうではあるけど、社会派の作品と言うよりかは個人的には「ダークエンターテイメント」由宇子とは生き方も行動も相入れない自分には、ラストの展開はある種「そらみたことか」と。そこで気づかされる観る側の業。今年一番の意欲作。ぜひ映画館で。