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レナードの朝 Comments (20)
・名優ロバート・デ・ニーロがパーキンソン病の新薬により、一時的に”嗜眠性脳炎”から回復したレナードを演じた後半、新薬の効き目が薄れていく様を、
同じく名優ロビン・ウイリアムズが演じた”人間が好きだが、人付き合いが苦手”な医師セイヤーに敢えて”撮らせる”シーン。
ー後のメイヤーの研究のためにだろう・・。-
・病の症状が再び悪化してきたレナードが、好きになった若き女性ポーラに、別れを告げるが、ポーラが優しくダンスに誘い、二人で食堂で踊るシーン。
そして、去るポーラを病院の窓から見るレナードの何とも言えない表情。
・患者たちが、再び”嗜眠性脳炎”の症状に戻っていく様を見て、自分を責める医師セイヤーに対し、元気だったレナードから貴方に気がある・・、と教えられていたエレノアが掛ける優しき言葉。
・そして、医師セイヤーは、勇気を出して、エレノアを珈琲に誘う・・。
<とても、心に残る作品。
生きている事の素晴らしさを思い出させてくれる作品でもある。
久しぶりに鑑賞したが、矢張りとても良いです。>
『やれることはなんでもやってみる』
それが医療的ケアだろうが介護だろうが、「その人のため」と思うならやってみる。
いくつもやってみて、その中から1つでもプラスになれば良いじゃないか!
責任がどうこう、前例がどうこう… 糞食らえ!
そうして新薬を使用し、回復が見られた。
その後問題が発生しても逃げず、一緒に苦労する。
これこそが「対人の仕事」なのだ。
終盤でキュートな女性が起こした行動、これこそが「寄り添う」ことなのだと象徴的であった。
少し古い映画ですが、テーマは全く古くない。
福祉職の人はもちろん、医療職の人も「対人の仕事」とは何かを考えるために、是非一度は見て欲しい映画です。