Plot

「たそがれ清兵衛」「隠し剣
鬼の爪」に続く、原作・藤沢周平×山田洋次監督による時代劇3部作の最終章。東北・海坂藩の下級武士、三村新之丞は剣術の腕を認められながらも藩主の毒味役に甘んじていた。そんなある日、新之丞はいつも通りに昼食の毒味をしたところ、赤貝の毒にあたり、失明してしまう……。原作は「隠し剣秋風抄」所収の「盲目剣谺(こだま)返し」。

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武士の一分(いちぶん) Comments (20)

gqvkrii
gqvkrii
山田洋次監督が描く藤沢周平作品の三作目。前二作とは違って屋内セットでの撮影が中心となった。そのため鶴岡の風景や四季を映像化したものはありませんが、それを補ってお釣りがくるほど音響効果や小道具が秀でていました。ホタルのCGや落ち葉が舞う様子などは、室内セットだと感じさせないほどこだわりあるものだったし、蛙、蜩、ミンミン蝉、そして秋の虫の声など、むしろ目を閉じていたほうが四季を感じさせるかのような細かな演出。また、三村邸内部を中心としたことによって、主人公三村新之丞(木村拓哉)の盲目であるための閉塞感が伝わってきて、心理描写も手に取るようにわかる工夫があったように思います。

カメラの構図は新之丞と妻の加世(壇れい)を中心に捉え、その奥には必ずといっていいほど徳平を捉えている。中間徳平は新之丞の親の代から仕えているため、夫婦双方の気持ちを知っているし、孤児であった加世の生い立ちも知っていて、いわば三村家の歴史を知る人物。この三者の映像が絶妙なアンサンブルを形成し、奥行きのある立体的構図を感じさせるのです。そして、波多野以寧(桃井かおり)らの親戚の登場で幅を広げ、一族と海坂藩の関係などのイメージが膨らむほどの世界を与えてくれました。

決闘のクライマックスまでは時代劇アクションというダイナミクスは感じられないのですが、毒見役である新之丞が貝の毒で失明する事件を境目に大きく揺れる心理劇を堪能できました。もちろん、それを支えるキムタクの演技は予想以上に良かったし、献身的な壇れいの可憐さや一途な想いに心打たれたおかげです。キムタクの目力というのも話題になっていますが、離縁を申し渡すときの彼の形相、そして鬼のように光る目がとても恐ろしかったですよ。

プロットとしては単純で、下級武士夫婦の愛の物語と復讐劇の2本線。タイトルになった武士の一分という意味にも惹かれるところはあるのですが、初稿の段階で「愛妻記」としていたタイトルからしてもこの作品の重要なテーマは「愛」なんだとうかがえます。そして、責任をとって切腹、生きている価値がないから切腹、決闘で上司を殺して切腹、などと侍の自害のことがかなりウェイトを占めている。簡単に死を選ぶ事件が多い現代において、子供が観たらどう感じてしまうのか気にはなるのですが、「死を選ぶのなら“一分”を理解してからにしろ!」と子供に教えなければならないのかもしれません。

今の公務員は侍と同じ立場にあるはずなのに、崇高な志を持っている人が少なくなっているのでしょうか、事件が多すぎますね。大きなミスをしたり、事件を起こしたら切腹しなければならないと公務員法を改正しなければならないのかもしれません(冗談です)。
myegvym
myegvym
命をかけても守るべき愛がすごいぜ!!!
veoyfcp
veoyfcp
ストーリーはシンプルだけどいい作品。
木村拓哉さんの元々の顔力が凄いので抑えた演技の迫力があった。
檀れいさんも所作一つとっても品があって美しく、着飾ってなくても輝いていた。
あんな嫁さんにあれ程尽くされたら男なら命をかけて決闘するな…と妙に納得。
ppkjtw
ppkjtw
キムタクの真摯な演技
よりも、
壇れいの健気な演技
よりも、
俺は男のスケベ根性を丸出しにした
坂東三津五郎の
ズル賢くて、ねちっこい
演技の方が、
人間的で 断然
好きだアァァァァァ…!
jnrusx
jnrusx
時代劇でもやっぱりキムタク…かと観ていたが、山田洋次監督作品らしい枠に入って押さえ気味の演出に沿ってキムタクを使うと「こうなるのか?」と思ったものだ。

毒による中途失明(中毒であった)がキムタクが眼が見えなくなり、仕事を失いかけるのを妻が身を捨てて助けようとするのは辛い。
上役の坂東三津五郎がイヤらしくかつ腹立たしい…それ故にラストの決闘が映えるのだ。