Plot

1975年、ニューヨーク。麻薬ビジネスで名を馳せた暗黒街の大物カリートが刑務所から出所。彼は犯罪から足を洗うことを決意し、クラブの経営者に収まる。かつての恋人ゲイルとよりを戻すこともできたが、捜査当局からは執拗にマークされ、さらにブロンクスの新興マフィア、ベニーとのいざこざも絶えない。そんな折、カリートはマフィアに脅迫されていた弁護士デイブを助けるが、それがきっかけで命を狙われるハメに……。パチーノとデ・パルマ監督が「スカーフェイス」以来、久々に手を組んだアクション・ドラマ。

Aktor

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カリートの道 Comments (20)

nkpixag
nkpixag
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レンタルビデオで見て以来2回目、超絶に面白くてびっくりした。半分に分けてみようと思って見始めると、引き込まれて最後まで見た。最後の駅の場面はハラハラしっぱなし。ショーン・ペンがにくたらしくて本当にいい。アル・パチーノは抜け目なくやろうとしていて、間違った判断をしてしまうところがいい。結局人がいいのがにじみ出ていて魅力的だ。ヒロインは気が強くて、恋愛がうまくいっても生活は大変そう。

最後の最後、アル・パチーノは死んでしまうのだけど彼女のお腹に子どもがいることを思うと、ついうちの子のことを連想してニヤニヤした。
kyuaux
kyuaux
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『カリートの道』(1993)

主人公が悪の世界にまみれていた人なのだが、さらに巨大な悪に追われて逃げまくる。主人公をアル・パチーノが演じていたり、それまでの様々なエピソードから、悪の世界の人なのに主人公が逃げおおせるのを願ってしまう。逃げているほうも悪なのに応援してしまうという怖いトリックなのだが、生き残るために、とうとう悪と悪との銃撃戦。おまけに悲劇の愛人が待っているところ、逃げ切ったと思ったら、追っていた組織とは別の、以前助けてしまった男に主人公も撃たれた。忠実だと思っていた用心棒まで裏切っていた。途中で仲間だと思った者たちも裏切り者だったりした世界。足を洗おうとした主人公を巻き込んだのもそうした中の一人だった。こんな世界の中で頑張ったほうだぜといいながら、愛人とその腹に宿る子供を考えながら、主人公は永遠の目をつむる。悪であっても悪の世界で巨大な悪に追われると恐ろしい。ちょっと何を教訓にしていいのかわからない。いや、悪の世界から抜け出すのは大変なことなのだと、足を洗おうとしても。そして、自らは悪だと思わなかったとしても悪の世界の中にいたのだとしたら。逃げおおせたと思っても・・・。か。
gfqchx
gfqchx
Al Pacino、本作ではプエルトリコ系麻薬組織レジェンドの役…。しかしスペイン語訛りは中途半端で、ヒスパニック仲間に囲まれれば囲まれるほど、イタリア系マフィアにしか見えない(^_^;)。もう少し発音が何とかならないのかと期待してしまいました。弱気な役も似合うViggo Mortensenの方が上手かったかな。Sean Pennのパンチパーマ弁護士も良かった。

足を洗いたいけど一度突っ込んで付いた泥はそう簡単に落ちない。生きていく為なら手段は選ばない。選べない。

最後の見せ場は、監督ならでは。
sfngygi
sfngygi
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いきなりアル・パチーノが撃たれた白黒画面からはじまる。出所するシーンに戻り、腐敗した弁護士や司法制度。街でも亡霊のような過去の麻薬王には一目置くが、情けのない世界。

ヴィゴ・モーテンセンが結構なさけない役だったり、相変わらずチンピラがよく似合うルイス・ガスマンも活躍したり、配役も面白い。ショーン・ペンはいつ出てくるんだろう?と思って観てたら、最初から出てた弁護士だった・・・いやぁ~これは似合わないと思っていたら、やはり終盤にはブチ切れてフランキーを殺してしまう。

「くたばれ弁護士」と言って、ごみ箱に銃弾を捨てるシーンはデパルマらしい映像。ラストは、やっぱり駅を舞台にした大活劇。だれてくる中盤がなければ、かなりいい出来。だれてくる中でも70年代ヒット曲オンパレードは嬉しいですけどね・・・エンドロールの楽園映像もグッド。
hxpwgi
hxpwgi
クライマックスの追いかけっこは手に汗握る。が、そこへたどり着くまでがやや地味か。まあ、しっかり面白く見られるのでいいんですが。
なにより、ぶちまけてのスタートは良かったのか、悪かったのか。
恋人役の女優さんも文字通り体当たりの演技。期待に違わぬ場面ももちろんあり(笑)

ギャングもの好きなら外せない作品。しかし、このジャンルはあまりハズレがない感じがする。怖くて暗いんですがね。