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てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡 Comments (19)
大きな海での
小さな奇跡」
〈チラ裏〉
始めから終わりまで柔らかかったです。
温かくて。
ストーリーを楽しむよりは、この作品の温かさを是非味わってほしい。
是非お子様に見てほしいな。
岡村おじいちゃんが頑張っていました。
松雪さんがすてきでした。
それほど期待していたのですが。
DVDにようやく登場していたので早速観てみました。
ですが、イマイチでした。
涙そうそうでもそうですが、沖縄の人ってだまされやすいのでしょうか?
ちょっと期待はずれでした。
沖縄には一度も行ったことのない自分が、劇場を出た瞬間
「今年の国内旅行は沖縄で決定だな」と決めちゃうほど、スクリーンには
沖縄の魅力がたくさんつまっていた。鑑賞後にさわやかな気持ちになれる
映画である。しかし、これが現実に起きた出来事だとは。
すごい話だよね、映画化されるのもわかります。
主人公の魅力は、「自然体、変な金銭欲や物欲が全くない、明るく朗らか」な
ところ。だがしかし、なにせ騙されちゃう・・・
こういう人が、一番騙しやすいんだよね、きっと騙すほうとしては。
でも、彼の魅力は周囲の人たちを巻き込んでゆく。
家族だけじゃない、地元の人たち、みんな。反対活動をしていた人たちも
最終的には彼の味方になってしまう。それは「嘘がない」彼の信念、志、すべてが
人間性としての魅力だったのでしょう。この辺の、家族愛や友情で
もう涙が止まりませんでした。キャスティングも良かった!
鑑賞後「夢は捨てちゃいけない」という希望をもらえる映画です。
脚本が微妙な上に“沖縄”ロケを慣行しながら風土観が感じられず、フィクション演出も物足り無い。
故に、“感動や奇跡”までに至らず、配役の微妙さも感じる仕上がり。
俳優陣は真摯に演じているが、やはり方言の台詞は微妙である。
いかにもな背景映像の中、クレーンやパンを多用したカメラワーク画面は、人物ドラマとしての安定性を欠く。
さらにCG処理を安易に施したシーンには、本当に微妙な後味を残す。
メインの“珊瑚”描写も非常に浅く、物語の深さを欠いてしまう。
フィクション作風が物語の希薄さを生み、痛快さを失った、実話を巧く脚色出来ない歯がゆさを感じる作品。